ごあいさつ
  
 大成高等学校は、大正13年に野上養蚕学校の施設設備を引き継ぎ、東野上村立野上実践女学校として創立されて以来、幾多の変遷を経ながら現在にいたっております。豊かな自然環境のもと、輝かしい歴史と伝統をもち、文武両道の学校としてこれまでに数多くの優秀な人材を輩出してきました。
 さて、平成20年4月より大成高校は、海南高校と統合され、校舎は「海南高校大成校舎」として存続することになりました。これからは、大成高校と海南高校大成校舎の生徒の皆さんが力を合わせ、これまでの大成高校の良き伝統を継承し、新たな伝統の創造に向けて、さらに前進してほしいと願います。生徒の皆さんの高校生活をより充実したものにするために、教職員は一丸となって日々の教育活動に熱心に取り組んでおります。また、色々な行事やボランティア活動などを通じて、地域の皆様との交流を深め、地域に根ざした学校づくりを行っております。明るく希望に満ちた学校となるよう、生徒・保護者・地域、そして教職員が力を合わせ、精一杯の努力をする所存でございますので、よろしくお願いいたします。

  
和歌山県立大成高等学校 校長 石本 全孝